2024.08.01
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
31日、仮想通貨支持派のシンシア・ルミス上院議員は、米中央銀行にBTCを戦略準備金として保有することを求める法案を提出した。具体的には、米国がBTCを保有するために、物理的にもサイバー的にもセキュリティが確保された分散型のBTC保管庫を設立することが記載されている。その他、米財務省の金の割当に見合うように一定期間で100万BTCを取得し、BTC総供給量の5%を取得することも述べられている。
ルミス氏が提出した法案の実現性には賛否両論ある。国家戦略としてBTCが採用されるかどうか注目していきたい。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、30日から下落が落ち着いたように見えたが、31日に再度下落した。下落の要因としては、米連邦準備制度理事会(FRB)で金利が据え置きであることが発表されたことや、中東での紛争が激化していることがあり、リスクオフの動きが強まったことが考えられる。
RSIを見ると売られ過ぎを示しており、チャートも64,000ドル付近のサポートラインで下落が止まっている。200移動平均線(SMA)も上昇傾向にあることから、ここからは上昇に転じることが予想される。