ジェミニ共同設立者、ハリス氏に現SEC委員長の解任を要求

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）は下落、イーサリアム（ETH）は上昇した。

仮想通貨取引所ジェミニの共同設立者タイラー・ウィンクルボス氏は、大統領選挙までにハリス氏にSECゲンスラー委員長の解任を、仮想通貨保有者5000万人で団結して要求することを呼びかけた。ウィンクルボス氏は、ハリス氏がゲンスラー氏を解任することで、仮想通貨の争いは終わると考えている。民主党、共和党関係のない超党派として仮想通貨に取り組めるようになり、米国が仮想通貨にとって最高の国となることができると主張。また、弟のキャメロン・ウィンクルボス氏は、ハリス氏の仮想通貨に対する友好的な姿勢は表面的である可能性を指摘している。明確にハリス氏の仮想通貨に対する友好的なスタンスを示すためにも、今回のゲンスラー氏の解任をすべきであると発言している。

4時間足チャート（TONUSDT）

TONUSDTを4時間足チャートで見ると、市場全体は停滞気味の中、1週間でBTCは0.4%程度の上昇に対して、TONは14％近くも上昇している。21移動平均線（SMA）が200SMAを中心に推移しており、価格は7ドル付近のレジスタンスラインとしてレンジ相場を形成している。RSIが買われすぎを示唆しているが、21SMAが200SMAを上抜けすれば、レンジ相場を突破し上昇する可能性は十分にある。今年は好調であるTONに今後も注目していきたい。