メタマスク、マスターカードと提携しデビットカード提供開始

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

14日、Web3ウォレットのメタマスクは決済大手マスターカードと提携し、デビットカード「MetaMaskカード」を米国及び欧州の一部のユーザー限定で提供することを発表した。MetaMaskカードは、メタマスクから直接支払いができる上に、マスターカード決済に対応していればどこでも利用できる。これまで仮想通貨は通貨としての実用性に乏しい課題があるため、今回のMetaMaskカードには期待が高まる。また、世界的に見れば銀行口座を持てない人々が、スマホがあれば金融サービスにアクセスできる機会を提供することにもなる。

MetaMaskカードが、仮想通貨が一般的な決済手段として普及する一員となることに期待したい。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、13日に21日移動平均線（SMA）が200日SMAにデッドクロスした。相場はわずかに下落した程度であり、RSIも45付近で推移しており、下降トレンドに入ったという状況ではまだない。

200日SMAは上昇傾向にあるため、中長期的には価格上昇することを期待したい。