2024.08.28
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
27日、投資関連サービスを提供するHenley&Partnersが100万ドル(約1.4億ドル相当)の仮想通貨を保有する投資家が、1年間で95%増加し、17万2,300人となったことを公表した。 このうち、BTCのみで100万ドル以上を保有する人は85,400人で、前年比111%増加している。今回の増加要因としてHenley&Partners幹部はBTCとETHの現物ETFが承認されたことを挙げている。仮想通貨のETFが伝統金融で取引できるようになったことで、機関投資家の資金が流入した。
これらの億万長者増加の話を踏まえると、BTCへの投資は資産形成において非常に有効的な手段であることが伺える。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、24日に21移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスし上昇傾向に転じるも、調整局面に入り27日には5%以上の下落をした。58,000ドル付近のレジスタンスラインで反発している他、RSIも売られ過ぎを示唆しているため、下落は落ち着きを見せることが予想される。
BTCは3月以降に最高値を更新して以来、レンジ相場を形成している。上昇トレンドに入るまで、辛抱できるか投資家が試されていると言える。