2024.09.05
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が、仮想通貨に友好的なユナイテッド・テキサス銀行に業務停止命令を出し、仮想通貨業界の一部からはこの取り締まりは不当であるとの声が上がった。FRBの調査によると、同銀行は、海外送金業務や仮想通貨の顧客対応について、銀行機密法(BSA)、マネーロンダリング防止法(AML)における重大な欠陥が発見されたとのこと。8月に同じ理由で指摘されたカスタマーズ・バンコープ、2023年に破綻したシリコンバレー銀行、シルバーゲート銀行、シグネチャー銀行も仮想通貨には友好的であった。
一連の出来事から、銀行から仮想通貨を追い出そうとしている動きがあるのではないかと仮想通貨業界団体「ブロックチェーン協会」のダン・スパラー氏は指摘している。
4時間チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21移動平均線(SMA)に頭を抑えられる形で価格は推移している。200SMAは下落傾向、RSIは売り圧がやや強めであることを示唆しており、しばらくは下落相場が継続しそうだ。
21SMAを超えることは度々あるため、相場転換の判断には向かない。200SMAを上抜けすれば1つの明確な転換点と捉えて良いだろう。