2024.09.23
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
22日、カマラ・ハリス大統領候補がニューヨーク市で開催された資金調達イベントで、初めて仮想通貨について言及した。具体的には、「消費者と投資家を保護しつつ、AIやデジタル資産のような革新的な技術を奨励する」とのこと。しかし、この発言に対するSNSの反応は厳しく、「具体性に欠けており、実際に行動で示さなければ納得しない。その気であれば、米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長を解雇してはどうか」との意見が見られた。
ハリス氏は25日に新たな経済政策について発表する予定だ。引き続きハリス氏の仮想通貨に対する考えについて注目していきたい。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、17日から上昇して良い傾向にあるが、それでも64,000ドルを突破できず、200日移動平均線(SMA)に頭を抑えられている状態だ。RSIは買われ気味を示唆しており、21SMAは若干上向きで200SMAは横ばい。上昇トレンドを期待したいが、まだしばらくはレンジ相場の範囲から抜け出せないと見られる。
68,000ドルのレジスタンスラインを突破できるかどうかが、一つの相場の転換ポイントだろう。