SECゲンスラー委員長、両党及びSEC委員から仮想通貨規制の批判を浴びる

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

24日に開催された米下院金融サービス委員会にて、米証券取引委員会（SEC）ゲイリー・ゲンスラー委員長が仮想通貨への規制について、両党及びSECの委員からも批判を浴びた。共和党のトム・エマー議員からは、SECが仮想通貨スタートアップDEBT Boxに対して、不適切な差止めを行い、SECは制裁金の支払いを裁判所から命じられていた。民主党のリッチ・トーレス議員からは、将来価値が上がるものは証券とすると、従来のコレクターアイテム、芸術作品までもが証券となるが、これは現実的ではないことを主張した。

SECのヘスター・ピアース委員からも、これまでSECが明確な規制の制定を行う義務を怠り、それを隠すために法的に曖昧な対応を取ってきたと話した。

日足チャート（SUIUSDT）

SUIUSDTを日足チャートで見ると、今月から非常に力強く上昇しており、200％以上の価格になっている。RSIは買われすぎとなっているが、23日には21日移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロスし、勢いまだまだ上昇の勢いは止まらない。

週足で見たときに1.9ドル付近にレジスタンスラインが確認できるまで、ここまで上昇した後に、どうなるかが注目のポイントだ。