2024.10.02
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
仮想通貨運用企業のBitwiseが米国で、リップル(XRP)現物ETFの申請準備を行っていることが判明した。以前より、Bitiwiseが申請準備をしている情報は出回っていたが、複数の報道機関がBitwiseに申請の確認を取れたことを報じた。現在判明していることは、BitwiseがXRP現物ETF提供のためにデラウェア州で信託法人として登録したことのみであり、詳細な状況は判明していない。現段階では申請の準備段階であるため、正式に申請されるまでには数ヶ月以上の時間がかかる可能性は十分にある。
なお、The Blockによれば、Bitwise最高責任者は2日中に詳しい情報を共有すると発言したようだ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、イランがイスラエルにミサイル攻撃を行い中東情勢が緊迫化したことで、リスク資産からの退避の動きが強まり、仮想通貨市場全体が下落した。BTCは200移動平均線(SMA)で反発し、現在は61,500ドル付近で落ち着いている。RSIは売られ過ぎを示唆しているが、21SMAは下落傾向にある。
200SMAを下抜けした場合は相場の状況が変わるだろう。今後の価格推移には十分に注意していきたい。