2024.10.09
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)はともに下落した。
8日、オーストラリアの仮想通貨投資企業Canary Capitalが米証券取引委員会(SEC)にリップル(XRP)現物ETFの申請書を提出したことが判明した。申請書は完成してはいないが、取り急ぎ申請の意図を伝えるために提出したようだ。Canary Capitalの担当者によれば、BTCやETH以外の銘柄に対するETFの需要が高まっているとのこと。米国では、Bitwiseも先週、XRP現物ETFを申請しているため、立て続けに申請されていることになる。
また、XRP以外にもソラナ(SOL)も現物ETFの申請がされており、BTCとETHに続き、アルトコインにも現物ETF実現に向けた機運が高まっているようだ。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、価格、21日移動平均線(SMA)、200SMAそれぞれが接近し、横ばいとなっている。RSIも50付近で推移しており、完全に方向感がなくなっている相場だ。21SMAが200SMAにゴールデンクロスしたとしても、それだけでは上昇トレンドに入ったとは言い難い。
今年は2月末の大幅な上昇以降半年以上に渡り、徐々に下落しているレンジ相場となっている。