トランプ氏のDeFiプロジェクト「WLF」、ロードマップが徐々に明らかに

トランプ氏のDeFiプロジェクト「WLF」、ロードマップが徐々に明らかに

2024.10.11

トランプ氏のDeFiプロジェクト「WLF」、ロードマップが徐々に明らかに

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)はともに下落した。

ドナルド・トランプ大統領候補が関与するDeFiプロジェクトWLF(ワールド・リバティ・ファイナンシャル)のロードマップが明らかになってきた。WLFは仮想通貨の普及を促進することを目標にするプロジェクトだ。ロードマップは3段階に分けて紹介されており、1段階目は、ETHのレイヤー2条にレンディングプラットフォームを形成、2段階目は本人認証が必要な法定通貨と仮想通貨の交換所を提供することを目指す。ステーブルコイン中心のクレジットカードの発行や、最終的にはRWAのトークン分割や規制來選手の取得も計画しているようだ。

大統領選挙の争点にもなっていて、トランプ氏が関わる仮想通貨プロジェクトであり、注目度は非常に高い。今後もWLFの動向には注目だ。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日発表されたCPIが予想を上回った影響で、59,000ドル付近まで下落して反発した。現在は59,000ドル付近で推移は落ち着いている。

しかし、RSIは40付近で売り圧が強く、21移動平均線(SMA)は200SMAにデッドクロス間近な状況であり、さらなる相場の悪化が懸念される。

今後の主な経済指標

  1. 10日 21:30【米国】消費者物価指数(CPI)(前年比)
  2. 10日 21:30【米国】新規失業保険申請件数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。