2024.11.19
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
15日、ETH現物ETFの累積層純流入がプラスに転じて約1.8億ドルとなった。トランプ氏再選が果たされた直後も回復傾向にはあったが、資金流出が続き、11日時点では累積総純流入がマイナス1.42億ドルであった。ETH現物ETFへの累積総純流入は、BTCの276億ドルと比較すると非常に小さいが、投資家がBTCだけでなくETHにも関心を持ち始めたことが想定される。
ETHはトランザクション処理を従来の3倍の速度で完了でき、ステーキングに必要なETHの枚数を下げて、ステーキングに参加しやすくなる改良を行われる予定であることが、12日にETH財団から発表された。
日足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを日足チャートで見ると、6日から12日にかけて大幅に上昇した後調整局面に入り、価格は3,100ドル付近で推移している。21期間移動平均線(SMA)を見ると200SMAをゴールデンクロス間近となっており、相場概況で紹介したことも合わせると、これからETHがさらに上昇局面に入る可能性がある。
RSIは現状買い圧が高いが、上昇局面の時は高い買い圧が続くため、状況的には十分上昇に期待できる。