2025.03.25
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
米オクラホマ州下院は25日、「戦略的ビットコイン準備法案(HB 1203)」を賛成77票、反対15票で可決した。現在、テキサスやアリゾナでも同様の法案が進行中で、ビットコインを州の資産として扱う動きが広がっている。テキサス州では3月6日に上院がビットコイン準備金法案(SB-21)を可決。アリゾナ州でもSB1373が商業委員会を通過した。ユタ州では法案が通ったものの、準備金購入の項目が除外された。
背景には、トランプ大統領が連邦レベルでビットコイン準備金の設立を指示したことがあり、各州が仮想通貨を新たな価値貯蔵手段として積極的に取り入れようとする動きが加速している。今後の各州上院での審議に注目が集まる。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、連日の上昇で200期間移動平均線(SMA)を上抜けしたが、下落して200SMAに頭を抑えられる形で推移している再び下落に転じたが下値は徐々に上昇しており、21SMAも緩やかに上昇しており、全体として相場は回復に向かっていると見られる。
なお、今回の相場の回復傾向の要因としては、トランプ大統領の関税施策について緩和が示唆され、投資家心理が改善されたことが考えられる。