2025.04.08
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
バイナンス創業者チャンポン・ジャオ(CZ)氏が、パキスタンのクリプト評議会(PCC)の戦略顧問に任命された。PCCは政府内の規制機関で、ブロックチェーンと仮想通貨の導入を監督している。財務大臣ムハンマド・アウラングゼブ氏は「イノベーションにオープンな姿勢を示す」と述べ、CZ氏の就任でWeb3やデジタル金融の国家戦略を加速させるとした。
CZ氏は、規制や技術、教育の分野でアドバイスを行う予定。
就任に際し「若い人口が多く、無限の可能性を持つ国」とパキスタンの潜在力に期待を示した。パキスタンでは仮想通貨普及が急速に進み、推定ユーザー数は2,000万人、年間取引規模は3兆円を超える。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日のトランプ大統領の関税施策で74,000ドル付近まで急落したが反発して、21期間移動平均線(SMA)付近で価格は推移している。現在は78,000ドルに見えるサポートラインで下げ止まりしている。RSIは20付近で売られすぎを示唆していたが、現状は50付近まで回復した。
一旦市場の下落は落ち着いたが、トランプ大統領の施策やそれに対する世界各国の反応に相場が反応する可能性は十分ある。