2025.04.11
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
米資産運用会社グレースケールは9日のレポートで、トランプ政権による関税政策とそれに伴う貿易摩擦が、中期的にBTCの普及にプラスの影響をもたらす可能性があると指摘した。短期的には株式市場が急落し、BTCも10%下落したが、リスク調整後の価格変動は株式よりも小さく、安定性が評価された。また、関税によるスタグフレーション懸念の高まりにより、金のような希少資産への需要が強まり、BTCにも追い風になるとも言及。
加えて、米ドル主導の金融システムへの信頼低下が進む中、各国中央銀行が金やBTCを準備資産として多様化させる動きも報告されており、米ドル離れがBTC需要を後押しするとの見通しを示している。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、トランプ大統領の関税施策が2転3転したことにより市場は警戒感を示し、急落。21期間移動平均線(SMA)で下げ止まりした後に反発した。RSIは50付近と中立なポジションであるが、非常に不安定な相場環境が続いており、中国を初めとして米国の関税施策に対する世界各国の反応により相場は激しく変動するだろう。引き続き、関税施策を中心とする世界経済の影響を考慮して相場を確認していきたい。