CZ氏「AIの通貨は暗号資産」WebX特別セッション

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

25日に開催されたWeb3カンファレンス「WebX」で、Binance創設者のCZ氏が特別セッションに登壇し、米国の暗号資産政策やAIの未来について語った。CZ氏は「トランプ政権の誕生で政策が劇的に変化し、ステーブルコイン関連法を含む3法案が短期間で成立した」と指摘。CBDCに反対する姿勢も明確だと評価した。またAIの経済活動について「AIは従来の銀行を利用せず、通貨は暗号資産になる」と強調。ブロックチェーンのAPI特性がAIと親和性を持ち、大量のマイクロ取引が暗号資産上で行われる未来を予測した。

さらに退任後は教育事業「Giggle Academy」に注力し、12カ国以上で規制に関する助言も続けると述べた。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、23日から下落が続いており、11万ドルを下回った。一旦下落は止まっているが、7月以降の価格を見ると、10万8千ドルまでは下落してもおかしくない状況だ。

200日移動平均線（SMA）は上向きであり、再び上昇に転じることを期待したい。