SBIとチェーンリンク、RWA・ステーブルコイン分野で提携

SBIとチェーンリンク、RWA・ステーブルコイン分野で提携

2025.08.27

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SBIとチェーンリンク、RWA・ステーブルコイン分野で提携

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

SBIグループと暗号資産チェーンリンク(LINK)は24日、ブロックチェーンとデジタル資産導入を推進する戦略的パートナーシップを発表した。日本やアジア市場に重点を置き、現実資産(RWA)のトークン化、トークン化ファンド、規制対応ステーブルコインに取り組む。SBIの北尾吉孝会長は「金融分野での実績と相互運用性技術を組み合わせ、革新的なソリューションを生み出す」とコメント。LINKのクロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)を活用し、不動産や債券などを安全にトークン化してクロスチェーンで取引可能にする計画だ。

SBI調査では金融機関の76%がトークン化証券投資を予定しており、両社は機関投資家向けインフラ整備を強化する。

チャート分析

日足チャート(ETHUSDT)

チャート分析

ETHUSDTを日足チャートで見ると、BTCとは様子が異なり、一時的な下落はありつつも、 21日移動平均線(SMA)をサポートラインに上昇を継続できている。RSIも50を下回ることはなく、非常に力強い買い支えがあることがわかる。

過去最高値をどこまで更新し続けるかが注目のポイントだ。

今後の主な経済指標

  1. 27日 23:30【米国】原油在庫(前週比)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。