2025.11.28
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
決済大手Visaは27日、デジタル資産プラットフォームのAquanowと提携し、中東欧・中東・アフリカ(CEMEA)地域でステーブルコイン決済機能を拡大すると発表した。両社の技術統合により、Visaの加盟店管理会社や発行会社はUSDCなど承認済みステーブルコインでの取引決済が可能となり、決済時間短縮とコスト削減が期待される。Visaは2023年からステーブルコイン決済を試験導入し、年間取引額は25億ドルを突破。責任者ゴッドフリー・サリバン氏は「Aquanowとの提携は決済基盤の近代化に向けた重要な一歩」と述べた。
世界のステーブルコイン市場は5年間で約10倍に拡大し、特にアフリカでは送金コスト削減手段として急速に普及している。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線(SMA)の下を推移していた価格は、23日に上抜けしてからは21SMAをサポートラインに推移している。直近はほぼ価格変動がない横ばいの状態となっているが、RSIは65付近と非常に高い買い圧を示している。
21SMAが上昇傾向に転じており、下落している200SMAにゴールデンクロスすれば価格が上昇することが期待できるだろう。