2025.12.01
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
分散型金融(DeFi)プロトコルのヤーン・ファイナンス(Yearn Finance)は12月1日、リキッドステーキングトークン集約製品「yETH」が攻撃を受けたと発表した。攻撃者はスマートコントラクトの脆弱性を悪用し、yETHトークンを無制限に発行してプール資産を流出。約1,000ETH(約300万ドル、約4億5,000万円相当)がミキシングサービス「Tornado Cash」に送金されたという。攻撃前のyETHプールには約1,100万ドルの資産があり、被害額の全容は調査中。YearnはVault V2およびV3が影響を受けていないと強調し、yETH保有者が安全にETHへ引き出し可能になったと報告した。
過去にも2021年と2023年にVaultが攻撃を受けており、今回もDeFiにおけるスマートコントラクトリスクが改めて浮き彫りとなった。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、一週間ほど横ばいで均衡状態で推移していたが、本日突如下落し、86,000ドルを下回った。RSIを見ても60付近から一転して30以下となっている。200期間移動平均線(SMA)が明確に下落傾向にあり、しばらく価格は下落する可能性が高い。
次に下落した場合は、82,000ドル付近で反発するかどうかが注目のポイントになりそうだ。