テキサス州が米国初のビットコイン購入州に

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）は下落、イーサリアム（ETH）は上昇した。

テキサス・ブロックチェーン協議会のリー・ブラッチャー会長は、同州が11月20日に500万ドル（約7.8億円）相当のBTCを購入し、米国で初めてBTCを保有する州になったと発表した。購入は、6月に成立した「戦略的BTC準備金設立法（SB21）」に基づくもので、総額1,000万ドルが一般財源から拠出される計画。初期購入はブラックロックのIBIT ETFを通じて行われ、今後は州財務省が自己管理に移行する。テキサス州は同時に金と銀を法定通貨として認可する法案にも署名しており、金融政策面で連邦政府から独立した姿勢を強化。

ブラッチャー氏は「テキサスが押し目買いをした」とコメントし、残りの資金も市場動向を見て追加購入するとしている。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日は下落したが21期間移動平均線（SMA）で下げ止まり、87,000ドル付近を推移中。相場概況にもあるように、今が買い時と判断されていることからも、ようやく価格の下落に目処が見えた。200SMAは下落しているが、RSIは50付近を推移し、21SMAは下落から上昇に転じている。

今後の価格の回復に期待したい。