2025.09.04
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
米連邦準備理事会(FRB)は3日、10月21日に決済イノベーション会議を開催すると発表した。会議では消費者・企業の変化するニーズに対応するため、従来金融とDeFi(分散型金融)の融合、ステーブルコイン活用、AIと決済、資産のトークン化といったテーマを議論する。ウォーラー理事は「決済の歴史は技術進歩の物語であり、新技術を恐れる必要はない」と強調。ステーブルコインの潜在力を認めつつ、ドル連動トークンが国際的アクセスを拡大し、米国債需要を高める可能性を示唆した。
FRBはトランプ政権下で仮想通貨・ステーブルコイン受容姿勢を強め、関連ガイドライン撤回や銀行監督緩和を実施しており、今回の会議もその延長線上にある。
4時間足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、8月25日から21期間移動平均線(SMA)に沿ってゆるやかな下落が継続している。価格、21SMA、200SMAが近づいていき、デッドクロスが迫ってきている。
イーサリアム財団は、研究開発資金確保のため、1万ETH売却予定であり、中長期的な成長に期待したい。