コインベース支援の無条件USDC給付、NYで開始

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

コインベースが資金提供する新たな支援プログラム「フューチャー・ファースト」がニューヨーク市で始まった。非営利団体ギブダイレクトリーが18〜30歳の低所得者160人を抽選で選び、5カ月間で1人あたり合計1万2,000ドル（約180万円）をステーブルコインUSDCで給付する。8,000ドルの一括支給と800ドル×5回の分割支給を組み合わせ、教育費や住居の初期費用など大きな支出を後押しする狙い。米国で仮想通貨による無条件支援は初めてで、貧困緩和や生活の質改善への効果を調査する。コインベースは中止した寄付プログラム「ギブクリプト」の残余資金約260万ドルを原資として提供。

受給者はUSDCを銀行口座やデビットカードで現金化でき、利息も得られる。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、上昇が連日継続し、ついに21期間移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロスした。RSIも80と買われすぎを示唆しており、今後上昇トレンドに入る可能性は高い。

現在は11万8千ドル付近で価格をキープしているが、12万ドルの突破を期待したい。