JPモルガン、BTC年末16万5,000ドル予想に上方修正

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

JPモルガンのアナリストは10月2日、BTCが年末までに16万5,000ドルへ上昇する可能性を指摘した。BTCはボラティリティ調整ベースで金より過小評価されており、現在の時価総額2.3兆ドルから約42％上昇が必要だと試算。デベースメント・トレードの拡大や個人投資家の金・BTC ETF流入が背景にある。JPモルガンは8月の12万6,000ドル予想を引き上げた。一方、シティグループは2025年末を13万3,000ドルとわずかに下方修正したが、株高と資金流入次第で15万6,000ドル到達の可能性も示唆。

なお、ETHは2025年末4,500ドル、強気で6,100ドルとの見通しで、米国の規制改善は追い風だが、景気後退リスクが懸念されている。

4時間足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、26日以降価格は継続して上昇しており、200期間移動平均線（SMA）を上抜けし、4,500ドル手前まで到達した。21SMAがは200SMAにゴールデンクロス間近で、RSIも継続して上昇し、80付近と非常に高い買い圧を示している。

ゴールデンクロスすれば上昇トレンドに入ることが十分に期待できるだろう。