2025.10.13
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
世界最大のETHトレジャリー企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのトム・リー会長は11日、CNBCのインタビューで「真の構造変化がない限り、今回の下落は買いの好機」と述べた。トランプ大統領の対中追加関税発表を受け、市場全体が急落しETHは一時3,700ドルまで下落したが、13日時点で4,100ドルまで回復。リー氏はVIX急上昇を健全なリスク回避行動と分析し、短期的な反発を予想した。AI革新、ウォール街のブロックチェーン進出、FRBの金融緩和を市場を支える三大要因として挙げ、中国リスクは限定的と指摘。オンチェーンデータでは、ビットマインが約4億8,000万ドル分を買い増し、保有量は296万ETHで、総流通量の約2.5%に到達した。
最終的に供給量の5%保有を目指す方針を示している。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、相場概況に記載のトランプ大統領の対中関税発表を受け10日に価格は急落。一時は10万2千ドルを下回っていたが、現在価格は11万4千ドル付近まで回復した。
21期間移動平均線(SMA)は200SMAにデッドクロスしたが、RSIは50付近まで回復しており、価格も横ばい気味で落ち着いており、下落相場にはならないと考えられる。