2025.11.06
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
ソラナ開発者向けインフラ企業HeliusのMert Mumtaz CEOは5日、Xで「プライバシーこそ仮想通貨に残された最後の1,000倍成長機会」と投稿した。ビットコインが正当性を確立し、イーサリアムとソラナがプログラム可能性とスケーラビリティを解決した一方、プライバシーは依然として未開拓領域だと指摘。Zcashが先駆的にゼロ知識証明(ZK)を実用化したが、当初は技術的制約が大きかったと振り返った。現在はZK技術が成熟し、個人の自由とプライバシーを守る「サイファーパンクの理想」が再び現実味を帯びていると強調。債務危機や国家による監視強化、機関投資家の参入などを背景に、プライバシー技術は今後の暗号経済の中心になるとした。
Zcashは1年で1,100%上昇しており、同氏は「止められないプライベートマネー時代が来る」と述べた。
日足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを日足チャートで見ると、BTC同様に連日下落していたが、昨日下落から反発し、200日移動平均線(SMA)をサポートラインに3,422ドル付近に位置している。200SMAは力強く上昇傾向にはあるものの、21SMAは下落傾向でRSIも35付近と売り圧が強く、短期的には良くない相場環境が続きそうだ。
200SMAにサポートされて、上昇していくことに期待したい。