台湾政府、押収ビットコイン210BTC超を保有　世界10位の政府保有者に

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

台湾の法務部は、犯罪捜査を通じて押収した暗号資産として210枚以上のBTCを保有していることを明らかにした。立法委員の柯志恩氏が確認した情報によると、司法当局は10月31日時点で210.45BTCを管理しており、現在の市場価格で約28億円に相当する。ビットコイン・トレジャリーズのデータでは、この保有量は政府として世界第10位に位置付けられる。これらは金融犯罪や違法なデジタル資産活動に関連して押収されたもので、清算やオークション方針は未定だ。

台湾ではBTCを戦略的備蓄として研究する動きも報じられており、今後の政策判断が注目されている。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日夕方に大幅な下落が発生し、一時は85,000ドルを下回った。そこから価格は再び回復し、現在は87,000ドルで推移している。直近の推移を見ていると度々大きな下落が発生しており、非常に不安定な相場となっている。21日移動平均線（SMA）を中心にして価格が推移していることが伺えており、全体としては下落傾向にある。

しばらくは乱高下する相場環境が続くだろう。