2024.06.05
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に上昇した。
6月3日にコインベースが、スーパーPAC「Fairshake」へ2,500万ドル寄付したことが報じられた。Fairshakeは仮想通貨業界に関わる政治活動を間接支援する目的で設立されており、仮想通貨に友好的な候補者に、広告やSNSを始めとした支援を行う団体である。コインベースのアームストロングCEOは自身のブログにて、仮想通貨が普及するために、政党に関係なく仮想通貨を支持する候補者を支援すると述べた。
インフレに対する有権者の懸念により、仮想通貨への期待は高まっている。11月の大統領選挙に向けて、候補者の仮想通貨への姿勢は大きく影響を与えるだろう。
日足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを日足チャートで見ると、3,800ドル付近を中心に上下動してレンジ相場である一方、21日移動平均線(SMA)は上昇している。200日SMAは上昇傾向だが、RSIは64付近と買われすぎに近く、下落することも考えられる。
また、このままレンジ相場が続けば、21日SMAを下回り下落相場に突入する可能性も考えられるため、今後の値動きに注意が必要だ。