2024.06.06
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に上昇した。
各種報道によると、タイの証券取引委員会(SEC)が、投資管理会社One Asset Management(ONEAM)のBTC現物ETFを承認した。承認されたファンド「ONE-BTCETFOF-UI」は、個人投資家には提供されず、機関投資家や富裕層に限定して提供される。ONEAMのハリナスタCEOは、BTCは他の金融資産との相関関係が低いため、BTCを組み込むことは、ポートフォリオの強化に繋がると考えているようだ。
なお、ONE-BTCETFOF-UIは、6月6日までには取引が開始される予定だ。世界各国で見られるBTC現物ETF承認の動きは、BTCに対する信頼性の高まりを表しているだろう。
日足チャート(ETHUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、上昇傾向にある21日移動平均線(SMA)を中心に価格が推移している。直近6月1日以降を見ると、21SMAをサポートラインにして価格は上昇中。200日SMAは上昇傾向、RSIは方向感は掴めないが、買いが優勢の状況である。
各指標を総合して考えると、BTCは上昇していくことが予想される。相次ぐBTC現物ETFの承認や、多額の資金流入が確認されており、上昇の見込みは高い。