2025.08.11
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
著名アナリストのアーサー・ヘイズ氏は10日、先週売却した暗号資産を再購入した。イーサリアム(ETH)約7.8億円、リドダオ(LDO)約8,200万円、ETHFI約7,600万円、PENDLE約7,500万円分を取得。資金確保のためにUSDC約1,050万ドルを移動した。先週、トランプ関税や米雇用統計低調などを理由に市場下落を予想し、ETHやENA、PEPEなど計1,300万ドル超を売却していたが、市場は反発。ETHは1週間で約20%上昇し4,200ドル付近まで上昇した。
背景にはFRB人事のハト派傾斜や退職金制度での仮想通貨投資解禁令などがあり、予想外の上昇がヘイズ氏の判断を覆した。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、ここ数日はじわじわと上昇していたが、10日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロス。その後価格は急上昇し、過去最高値まで後1,000ドルとなる12万2千ドルまで上昇した。RSIを見ても、買い圧が3日から継続的に上昇していることがわかり、中期的な回圧の強さが伺える。
ETHが過去最高値を更新したが、BTCも更新することを期待したい。