2025.08.12
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
エルサルバドル立法議会は7日、「高度な投資家」を対象に暗号資産関連サービスを提供できる投資銀行法を承認した。これにより、最低資本金5,000万ドルなどの条件を満たした投資銀行は、BTCやその他のデジタル資産をバランスシートに保有できるほか、発行や取引サービスの提供も可能となる。対象は25万ドル以上の流動資産を持つ富裕層や法人に限定され、一般市民は対象外となる。政府は国際的な金融グループ誘致や戦略的プロジェクトへの資金供給を通じて経済発展を図る一方、BTC戦略の対象を個人から機関投資家へと移す方針を鮮明にした。
導入3年を経ても国民利用率は低く、送金利用は1%にとどまっている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、過去最高値圏にいたが昨日は反発して下落。21期間移動平均線(SMA)をサポートラインに11万8千ドル付近で推移している。ゴールデンクロスをしたばかりだが、今回の下落は本日よる発表の消費者物価指数(CPI)が控えていることによる相場環境の変化に対する警戒感が影響してそうだ。
CPI発表直後に大きく相場が動く可能性があるので、しばらくは慎重に様子を見ていきたい。