WLD、インフラ強化でAlchemyと提携

WLD、インフラ強化でAlchemyと提携

2024.06.27

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WLD、インフラ強化でAlchemyと提携

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に下落した。

26日、ワールドコイン(WLD)は独自のブロックチェーンworldcheinのインフラ強化のために、Alchemyと提携したことを発表した。AlchemyはWeb3開発者向けにアプリケーションの開発環境を提供するインフラプロバイダーである。今回の提携でAlchemyが提供する開発プラットフォームからworldcheinにアクセスし、世界中の開発者がWorld IDを利用した開発ができるようになる。

World IDとはWLDが提供しているIDで、虹彩スキャンを行うことで利用者の「人間であることを証明する」デジタルIDである。

チャート分析

日足チャート(WLDUSDT)

チャート分析

WLDUSDTを日足チャートで見ると、レンジ相場が続いていたが、6月6日に21日移動平均線(SMA)が200日SMAにデッドクロスしてからは下落傾向が続いている。現在は、2.75ドル付近をサポートラインにして、値動きは落ち着いた。200日SMAは横ばい、21日SMAは下落しているが、RSIは売られ過ぎを示唆しており、上向きに反発することも期待できる。

21日SMAを天井として頭打ちするか、突き抜けられるかが注目のポイントだ。

今後の主な経済指標

  1. 27日 21:30【米国】実質GDP(前期比年率)(確報)
  2. 27日 21:30【米国】耐久財受注
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。