2025.07.30
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は下落、ETHは上昇した。
ソラナ共同創設者アナトリー・ヤコブレンコ氏が、ミームコインやNFTを「デジタルの残飯(digital slop)」と表現し、物議を醸している。28日のX投稿で同氏は、これらのトークンに本質的価値はないと断言し、スマホゲームの「ガチャ」に例えた。この発言は、ベース創設者ジェシー・ポラック氏との議論の中でのもので、コンテンツ自体に価値があるとするポラック氏と対立。ヤコブレンコ氏は、価値は市場で決まると主張しつつも、ミームコインがなければソラナは成長できなかったとも認めた。
だがこうした矛盾に対し、仮想通貨コミュニティでは「利用者を嘲笑している」との批判が噴出している。
日足チャート(SOLUSDT)
SOLUSDTを日足チャートで見ると、21日に21日移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスしたものの、上昇トレンド形成とはならなかった。相場概況のヤコブレンコ氏の発言の影響下、昨日は価格が150ドルを下回るほどまでに一時急落し、現在は182ドルに落ち着いている。
中期的な目で見れば21SMAに沿って価格は推移していると言えそうだ。