2024.08.07
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
エルサルバドルがロシアに対して、国際決済の手段として仮想通貨を使用することを提案している。エルサルバドルはロシアとの貿易に興味を持っており、エルサルバドルは米ドルを法定通貨として利用している。米国からロシアは経済制裁を受けていることから、エルサルバドルはロシアとの決済が困難であった。そこで、エルサルバドルより、米ドルの代わりにBTCでの国際決済を行うことをロシアに提案した。
ロシアとしても、米ドルの決済は制裁により遅延が生じていたため、解決策としてBTCを検討していたところであった。投資としての価値だけでなく、実用的な活用が増えることで、BTCの価値はより高くなることが予想される。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、下落局面は解消された。しかしRSIは50付近で方向感はなく、200移動平均線(SMA)も横ばいなので、しばらくは57,000ドル付近を推移すると予想される。しかし、3日前に21SMAが200SMAにデッドクロスしているため、予断を許さない状況が続く。
今後は交差する形となっている21SMAを、サポートラインとするのかレジスタンスラインとするのか注目のポイントだ。