エリック・トランプ氏、銀行システムを痛烈批判　仮想通貨の未来に言及

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

ドナルド・トランプ大統領の次男でありトランプ・オーガニゼーション副社長のエリック・トランプ氏は、4月30日のインタビューで「現代の銀行システムは壊れている」と批判。特にSWIFTなど旧式の国際送金手段を「災害」と表現し、超富裕層しか恩恵を受けられない仕組みだと語った。銀行からの政治的圧力で仮想通貨に関心を持つようになったとし、「気に入らない顧客を排除する銀行こそ問題」と発言。

さらに、ブロックチェーンが既存の銀行業務を迅速かつ安価に代替できると強調し、「10年以内に仮想通貨に適応できない銀行は淘汰される」と警告した。

同氏は仮想通貨の公平性と可能性を強調し、米国が明確なルールを提示して世界をリードすべきだと訴えている。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、94,000ドル付近で横ばいで価格は推移しているが、21日期間移動平均線（SMA）は上昇しており、200SMAにゴールデンクロス間近となっている。

横ばいの推移であるが、RSIは買われすぎの水準を維持しており、ゴールデンクロスした場合、10万ドルが次の目標ラインとなる。