2025.09.16
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
フランス、オーストリア、イタリアの金融規制当局は15日、EUの暗号資産規制「MiCA」施行後の監督手法に各国間で大きな差が生じているとして、EUレベルでの監督強化を求める共同声明を発表した。声明では、格差が是正されなければ加盟国が独自に他国業者への制限措置を導入せざるを得ず、投資家保護や市場競争力が損なわれる可能性を警告。さらに、EU事業者による域外プラットフォーム利用などへの対応不足も指摘した。
MiCAは2024年末に本格施行され、ステーブルコイン規制やライセンス制度を柱にEU単一市場の統一監督を目指すが、今回の声明は制度運用面で早期の調整が不可欠であることを浮き彫りにした。
4時間足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、13日には21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスしたものの、その後価格は下落。RSIも50を下回り上昇トレンド形成とはならずの状況だ。
価格は下落しているものの、200SMAをサポートラインに推移している。21SMAを上抜けできるかどうかが次の注目のポイントだ。