CFTC、ステーブルコイン担保の導入へ

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共にした。

米商品先物取引委員会（CFTC）のキャロライン・ファム委員長代行は23日、ステーブルコインを含むトークン化担保をデリバティブ市場で使用できる新制度を発表した。これは大統領作業部会の勧告を受けた措置で、担保管理の近代化と資本効率の向上を狙うものだ。ファム氏は「ステーブルコイン担保は市場におけるキラーアプリ」と強調し、ブロックチェーン活用による透明性向上と効率改善が市場発展を後押しすると述べた。CFTCは評価や保管、決済ルールに関する意見を10月20日まで募集。

サークルやコインベース幹部も歓迎姿勢を示しており、米国発の制度整備が国際的な担保管理のモデルケースになるとの期待も高まっている。

4時間足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線（SMA）に沿って横ばいの推移が続いていたが、22日に急落。21SMAは200SMAにデッドクロスした。それ以降は4,100ドルをサポートラインとして下落は落ち着いている。

RSIは30を下回っており、下落相場に入った可能性は十分に考えられるだろう。