フランクリン・テンプルトン、BenjiをBNBチェーンに拡大

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共にした。

資産運用大手フランクリン・テンプルトンは24日、トークン化プラットフォーム「Benji」が新たにBNBチェーンへ対応したと発表した。Benjiが対応するブロックチェーンはこれで9種類目となり、同社はRWAトークン化の事業拡大を狙う。

Benjiは不動産やアート、株式、債券などの実物資産をトークン化し、投資・運用を効率化する基盤。すでにETH、ソラナ、ステラ、Baseなど主要チェーンでも展開している。デジタル資産部門トップのRoger Bayston氏は「投資家が活発な場所で安全性とコンプライアンスを重視しつつ、トークン化の可能性を広げていく」と述べ、BNBチェーンとの協力で機能拡充を進める方針を示した。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、価格は持ち直したかのように見えたが、再度下落して21期間移動平均線（SMA）が200SMAにデッドクロスした。

今後さらなる下落が予想できる。11万ドルで反発する可能性はあるが、下抜けした場合は10万8千ドルまで下落する恐れがあり、直近の市場の動きには最新の注意を払いたい。