仮想通貨市場に安定化の兆し、ETF資金フローが底打ち示唆

仮想通貨市場に安定化の兆し、ETF資金フローが底打ち示唆

2026.01.09

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仮想通貨市場に安定化の兆し、ETF資金フローが底打ち示唆

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。

JPモルガン・チェースのアナリストは8日、仮想通貨市場でデリスキング(リスク削減)が緩和し、安定化の兆しが見られると分析した。BTCおよびETHのETF資金フローやCME先物、パーペチュアル市場の指標は、売り圧力の低下を示しているという。昨年12月はETF資金流出が続いたが、2026年1月に入り「底打ち」の初期兆候が確認された。一方、XRP現物ETFは初の資金流出を記録した。調整要因については流動性悪化ではなく、MSCIによるマイクロストラテジー指数除外懸念が主因と指摘。

除外回避により最大約88億ドルの資金流出リスクは回避されたが、自動買い需要も同時に消失したと分析している。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、5日に94,000ドルに到達してからは下落していたが、90,000ドルで反転。下落は落ち着いた。今後の展開は200期間移動平均線(SMA)が横ばいであることを考慮すると、多少の上下はあれど大きな価格変動はないことが予想できる。

局所的な上下はあるため、それに左右されずポジションを持っておくことが重要だろう。

今後の主な経済指標

  1. 9日 22:30【米国】失業率
  2. 9日 22:30【米国】非農業部門雇用者数(NFP)(前月比)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。